バリエーションルートの概要

無積雪期はハイキングコースとして人気の恵那山ですが、時期やルートを外すとバリエーションとしての厳しい一面を見せてくれます。 未経験者が安易に積雪期や沢などのバリエーションルートに足を踏み入れる事は厳に慎むべきです が、優れた指導者や仲間と共にこれらのバリエーションルートを経験する事は登山のステップアップのみならず、恵那山をより深く理解する上でも大変有益だと思います。残念ながら、私は恵那山のすべてのバリエーションルートを体験した訳ではなく、まだそのごく一部に足を踏み入れたに過ぎません。その為に推測による記述が有る事をお断りしておきます。

積雪期の概要

snow

恵那山は例年11月には降雪があります。12月には本格的に降雪が始まりますが、年末年始の積雪量はまだ少な目です。恵那山の積雪がグンと増えて、ワカンやスノーシューによる厳しいラッセルが要求されるようになるのは1月下旬以降でしょう。2月下旬〜3月上旬に積雪量のピークを迎えるものと思われます。当サイトにおける積雪期とは、12月下旬から3月下旬頃までの期間をさすことにします。この時期、恵那山でも雪崩が発生する場所があります。ルートも天気しだいでは非常に不明瞭です。2000mの山だと侮らず、十分な計画と装備で望む必要があります。

矢印 詳細は、積雪期のページをご覧ください。

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残雪期の概要

early_spring

たっぷりの残雪が程良く締まったコンディションに遭遇すれば、夏道を忘れて自由なルート選びに興じることが可能になります。深い藪も雪に隠れ、この時期にしか歩けない期間限定の尾根を辿るのも楽しいものです。これぞ残雪期登山の醍醐味でしょう。また、まとまった休暇の得られやすい大型連休を利用して遠方からこの山へ遠征する方も多いことでしょう。この時期の特徴を良く理解し十分な準備をして登山に臨めば、恵那山の神はあなたに微笑むことでしょう。一方で 4〜5月上旬の恵那山は、上部の登山道がかなり不明瞭になっています。里では桜が咲き空に鯉のぼりが泳ぐ時期でも、頂上付近には1m以上の積雪があり、さらに新雪が積もるということも珍しくありません。ゴールデンウイークが近くなると季節を勘違いした軽装ハイカーが出没しますが、ある意味で一番難しい季節だといえます。それを裏付けるように、恵那山で過去数年間の遭難事故はいずれもこの時期に発生しています。晴れれば暑いくらいで何も問題は無いのですが、荒れると降雪もあり、さらにトレースは錯綜しています。天候判断やルートファインディングが確実に行え、万一のケースにも対処出来る経験と技術を有するリーダーと共に行動するべきです。暖冬だった年の残雪量をデフォルトの残雪量として誤って捉えるのも危険です。市販のガイドブックや他人の百名山レポートを鵜呑みにせず、必ず地元の経験者から最新の情報を入手しましょう。

矢印 詳細は、残雪期のページをご覧ください。

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沢登りの概要

さわ

恵那山には沢登りの対象となる沢として恵那山南西面の「一の沢」、「クラガリ沢」、「黒井沢」、東面の「本谷川黒沢」、「本谷川不動洞」、「高野谷」、北面の「釜沢本谷」、「岩ヶ沢本谷」などが有ります。恵那山の前衛峰である前山にも、遡行対照となる沢が有ります。本格的な沢屋さんには、泳ぐ釜もへつる淵、渦巻くゴルジュも無い事から、少々物足りない沢かもしれません。しかしいずれの沢も複数の滝を掛けており、恵那山フリークにとっては魅了がいっぱいです。足の揃った小人数のパーティが核心部の滝を巻いて進めば、どの沢も日帰りが可能でしょう。但し、念の為にザイルやハーケン類、ビバークの準備は必帯です。尚、恵那山周辺の沢については、TOKIアルパインクラブ(渡辺寛治代表)が四季を通じて精力的に入渓されています。

矢印 詳細は、恵那山の沢のページをご覧ください。

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ご注意

このバリエーションルートのページには、沢登り、藪漕ぎ、雪山登山、残雪期登山など、一般的でない山行内容を含んでおります。これらのバリエーションルートへ入山される際は、必ず優れた指導者とともに行動してください。

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