ラジオの教科書

中学校時代、深夜放送はあまり聴かなかった。というか眠くて11時台がやっとというお子様だったようだ。オールナイトニッポンなんて一度も縁が無かった。「伝説の深夜放送を聴いておくべきだった・・・」、今になってそう後悔している。そんなお子様な私が聴いていたのは、せいぜい吉田拓郎の「バイタリス・フォークヴィレッジ」、「ヤングタウン東京の早い時間帯」と、「まりこ産業株式会社」くらいだ。中でも、『こんばんわ、こんばんわ、もうひとつおまけにこんばんわ』と始まる「まりこ産業」は面白かった。架空の発明会社に自分のアイデアをはがきで送って読んでもらうというスタイルで、私ももう少しではがきを出すところだった。確か裏面(アイデア)は書いたものの宛先がわからず断念したのだ。
この本はラジオ番組のライター氏が業界の裏話を中心に書き進めたもの。冒頭のニッポン放送の段を読めば、あのライブドア事件の真相?も手に取るように判るというものだ。久しぶりに五球スーパーラジオに火を入れる。ナイターの無い今の時期は、中波番組の楽しい季節である。